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愛犬ワンダとのお別れ

令和元年、6月16日。9:13頃。実家の愛犬ワンダ君が、虹の橋を渡りました。

 

ここ2週間ほど、食べないことがあり、弱ってきているのは感じていました。ですが14~15日は、母の作った美味しい牛の煮込みご飯をたくさん食べ、見事復活!と思っていました。

 

16日の朝、クラスが始まる少し前に母から連絡があり、ワンダが息を引き取ったことを知りました。

 

クラスを行っている間は、皆様との神聖な時間に集中していたのですが、終わってから気が緩むと、涙が溢れてきました。

 

2001年12月9日生まれのワンダ君、18年と半年という立派なご長寿犬として、家族の大切な一員として、見事に生き抜いてくれました。人間で言うと90歳くらいだそうです。

 

もうほとんど視力や聴力はありませんでしたが、特に大きな病気もなく、最後までご飯を食べて自力で排泄をして、自力で歩くことができました。本当にすごいです。

 

昨夜、実家に行きましたが、ワンダのいない家は火が消えたように寂しくて、今でも涙がでます。動物は直接はしゃべることができないので、痛みや苦しみを訴えることもできません。ただひたすら健気に、愛する飼い主さんのために、生きています。

 

18年と半年、ご縁があって私たちのそばにいてくれて、元氣に育ってくれて、最後までがんばってくれて、本当に本当に感謝です。穏やかで、優しくて、食べるのが大好きで、母のことが大好きで、とっても性格が良くて、体も丈夫で立派な男の子でした。Wonderfulから、ワンダ、と名付けられました。

 

若い頃はよく一緒に大分川を散歩しました。春は一緒に桜を見ました。想い出がたくさんです。

 

お別れはとても悲しいですが、肉体はなくなっても、ワンダの魂はなくならないので、きっとずっと両親や私たちを見守ってくれています。そして、また新しい肉体を借りて生まれ変わって、たくさんの人々を幸せにしてくれますね。

 

動物を飼うときは、必ずやってくるこのお別れ。この悲しみは避けられないのは分かっていても、そばにいてくれる大きな恩恵と癒やし、愛の深さ、いてくれることで得られるものが偉大すぎて、やはり動物と一緒に過ごすことは幸せです。

 

私が飼っている2匹の猫、アミとマリンのことも、より一層大切にしようと強く思いました。