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思い癖に気づく

おはようございます。冬のキリッとした空気が好きです。朝日が高崎山から覗き、美しい朝を迎えました。

 

私たちは、赤ちゃんのときから、成長するにつれて体の使い方や姿勢で癖が出てきます。

 

右肩が上がりやすかったり、内股だったり、爪をかむ癖が付いたり、誰もが左右対称でパーフェクトなバランスではないと思います。

 

心にも、思い癖が付きます。例えば、誰かに何かを言われたとき、全くなんとも思わない人と、「この人は私を責めてるんだ、ひどい。嫌みで言ってるんだ、許せない」と傷つく人と、います。それは、何かを言った誰かのせいではなく、どう捉えるか、その人の思い癖によります。

 

イラッとしたとき、悲しいとき、傷つくとき、踏みにじられたと思ったとき、それを外側の誰かや何かのせいにしても、問題はそこにはないので、また同じような出来事を呼び寄せますし、心はいつまでたっても晴れません。

 

どうして私はそのことを言われて、その人といると、イラッとするのだろう?同じことを言われても、なんとも思わない平気な人もいるのに、この感情の揺れはどこから来るのだろう?どういう思い癖が感情を揺さぶるのだろう、と自分の内側を探求していきます。

 

昔、何かそう思わざるを得ない出来事があったり、過去のトラウマで、そな思いがちなスイッチが入ってしまうことは、誰もが皆それぞれ持っています。

 

その思い癖、思い込み、感情に蓋をしてきたこと、を、私たちは無意識に手放したいと思っています。それがない方が楽だからです。魂は常に、成長を望んでいるからです。

 

けれど、慣れ親しんだ思考回路が、つい入ってしまうと、手放すどころか相手や環境、外側のせいにしてしまい、堂々巡りの人生になってしまいます。

 

気づけば、自ずと、解放されていきます。何かの問題はいつも、気づきをくれる大切なギフトです。

 

自分の体の癖を知り、心の癖を知る。私はヨガの時間で、それを目指しています。

 

良い週末をお過ごし下さい😸