
人は、色んな感情を味わうために生まれてきているのだそうです。感情が500あるとしたら、その500を味わうのがミッションで、もし味わいきれなかったものはまた来世に持ち越しです。
嬉しい、楽しい、ポジティヴな感情も、悔しい、悲しい、許せない、といったネガティヴな感情も、どちらもです。
いつもどんなときも笑顔で前向きでいる必要はありません。ドロドロした感情も、それを否定せずしっかり味わいます。
どんな感情も、自分の肚の底から沸いた大切なものなので、蓋をせずに受け止めていきます。
嫌な経験も、消したい過去も、色んな感情を味わうために必要だったと捉えると、腑に落ちてきます。
良い悪いという基準はありません。
我慢して、嫌なのに笑顔で居続けると、確実に体に影響を及ぼします。体はいつも、私たちに様々なサインを与えてくれます。
あるがままでいることは難しいかもしれません。でも、体からオープンに、しなやかに、詰まりを取って循環を良くしていくことで、凝り固まった感情も流れていきます。
体と心は本当に、繋がっているなと感じます。
今日は重陽の節句。9は陽の氣が極まった数字で、これが重なるので重陽なのだそうです。別名、菊の節句。邪気を祓い、長寿の効能があるといわれている菊を愛で、無病息災や長寿を祈る日。
北海道にも祈りを送ります。