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生理中のヨガについて

皆様は、生理中はどのように過ごされていますか?全く痛みがなく普段通りの生活の方もいれば、生理痛が酷く精神的に不安定になる方もいるでしょう。

 

どちらの方も、体を冷やす冷たいものや甘いもの、腹部を締め付けるような衣類、お腹に力が入ってしまうような瞬発系の動きや、激しい動きはできるだけ避けて、ゆったり過ごすよう心がけてみましょう。身体の中にあるものを外に排出する大切なデトックス期間なので、暴飲暴食も避けて静かに過ごします。パソコン、スマートフォンの使用も避けて、頭もお休みさせてあげましょう。

 

生理中のヨガはとても効果的です。生理中に、お腹の力をフワフワに緩めて骨盤を開いていくポーズを取ることで、下半身の血流が促されます。骨盤が歪み血液の排出が滞ることで起こる生理痛の緩和にも役立ちます。


仰向けになり、布に足をかけるだけでもお腹周りの緊張が緩んでいきます。写真のように、ボルスターと呼ばれるヨガの補助具に背中を委ね、足の裏を合せきするポーズ(スプタバッダコナサナ)もおすすめです。ポーズに入った途端、ふわっとお腹が緩んでなんとも心地よい感覚を味わうことが出来ます。深い呼吸を意識的に行うことで子宮が優しくマッサージされ、経血の排出もスムーズになります。呼吸がゆったりしてくると、精神的にも安定していきイライラにも効果的です。

 

逆に、骨盤底筋を締めてお腹を引き上げるアクティブなポーズや、子宮からの自然な血液の流れを逆流させてしまう逆さまのポーズは、生理中には向きません。生理中の方は、生理中に良いポーズをご指導させていただきますので、おっしゃってくださいね♡

 

いつも、頑張りすぎてしまう方、「~ねばならない」を自分に課してしまう方、生理の時は思いっきり自分に優しく緩やかな気持ちで、体を労ってあげてください。とはいえ、いつもガチガチだとリラックスして過ごすことが逆に難しかったりします。頑張りすぎてしまう方は、自分が頑張っていることに気づいていないことが多いです。


昔の私もそうでした。自分に自信がなくて、周りに評価されたい気持ちから、体は嫌がっているのに我慢して無理して根性でやるのが良くて、休むのはダメという思い込みに縛られていました。ヨガを始めたころ、「疲れたらいつでもチャイルドポーズでお休みしてください」と言われてもなかなか休めなかったのを思い出します。でもそれも、必要な期間だったと感じています。すべての経験が、大切な学びですね。

 

体の声を聞いてあげることは、自分自身をあるがままに受け入れるためにとても大切です。頭で決めつけるのではなく、体がどうしたいのか、耳を傾けてみてください。ヨガで自分の体と向き合っていくと、だんだんと開かれていく体と心に出会うことができます。お休みしたいときは、思い切り休んであげてくださいね♡

 

この可愛らしいラテアートは、別府DIG COFFEEです。アップルパイが最高に美味しい、大好きなお店です♡ラブラブのカップル猫を描いてくださいとお願いしたら、こんなに可愛く仕上げてくださいました(=^ェ^=)