骨盤と肋骨のあいだ

骨盤と肋骨のあいだは、背骨以外支える骨がありません。そしてこの間には大切な臓器が詰まっています。年齢を重ねるごとに、骨盤と肋骨を支える筋肉が弱くなり、骨盤と肋骨の距離はどんどん縮まっていきます。放っておくと誰もが迎える自然な老化現象ですね。そうすると、この写真の空洞部分が狭くなり、臓器が圧迫されて循環が悪くなってしまいます。内臓下垂でおなかぽっこり、便秘、寸胴なウエスト、消化力の低下、老廃物を押し出す力（デトックス力）の低下、冷え症、慢性の腰痛、膝痛、頭痛、神経痛、骨盤の歪み、うつ、ストレス、ホルモンの乱れ、更年期障害、など、様々な不調が現れてきます。

エアリアルヨガの最大の特徴である逆さまのポーズは、自動的に肋骨と骨盤の距離が最大に長くなります。しかも年齢問わず簡単に♡レッスン後、内臓は１００％引き上がり、先ほどの不調にも効果的にアプローチすることができます。

私が初めて逆さま体験をしたとき、それまでダンスの特有の姿勢でいびつに歪んだ筋肉が均等に引き伸ばされて、びっくりするほどの解放感を味わいました。同時に気持ちも解放され、とにかくスッキリ！気持ちいい～～～と感じることは、今の体にとって必要なことなのです。

もちろん内臓を正しい位置に保つためのお腹周りの筋肉をつけることも必要ですが、そのためにも縮んだ状態を一度伸ばして柔らかくしてリセットすることが大切です。美しい姿勢で、いつまでも若々しく輝けるように、一緒にメンテナンスしていきましょう♡